誇りを持って驕らないこと
2009.12.18
仕事をしていると悩みは尽きません・・・。それはサラリーマンでも個人事業主でも同じことです。
以前に勤めていた会社でコンサルティングを提案する営業をしていました。
受注した企業に対してコンサルをするために準備としてヒアリングを行っていくのですが、よく耳にした言葉があります。
「私しかできない仕事なんですよ・・・」
「後継者が育っていないのが悩みで・・・」
恐らく自分自身がリーダーシップを取って、その部署なり職種のスタイルを作り上げてきた自負があるのでしょうが・・・、
残念ながら「私しかできない仕事」なんて滅多にありません。
その人がいなくなれば誰かがその仕事をします。
そうでないと会社はすぐに潰れてしまいます。
もちろん人が変われば作業スタイルが変わってしまうこともありますが、その仕事自体は止まることなく回ります。
もちろん以前と比較して「潤滑に回るかorぎこちなく回るか」の違いは生じますが、それでも止まることはありません。
会社とはそういう仕組みで動いているものなのです。
そこに気付かずに「私しかできない・・・」「自分がいなくなったらどうにもならない・・・」などと思うことは・・・いつしか驕(おご)りへとつながっていきます。
【驕る】とは、
「地位・権力・財産・才能などを誇って、思い上がった振る舞いをする。」
ことです。
地位も権力も財産も才能も無いのに思い上がるのは、【単なる勘違い】となります。
仕事をしていて大切なのは【驕らない】ことなのは当然ですが、その逆で悩んでしまうケースも多々あります。
【卑下しないこと】
卑下とは「自分を劣ったものとしていやしめること」を意味します。
「自分がいなくなっても会社は回る」というのは事実ですが、だからといって「自分は必要とされていない」と思う必要はありません。
その仕事は「あなたしかできない仕事」ではありませんが、「あなたがするべき仕事」であるからです。
会社には多くの仕事があり、それぞれの人が役割を担って会社は運用されています。
一人いなくなって会社が回らないなんてことになったら、企業の存続危機です。
だからこど企業はそういう事態にならないために組織を作って運営をしているのです。
自分の仕事に対して「驕る人」もいれば「卑下する人」もいます。
要は自分の仕事に対して【誇りを持って驕らないこと】のバランスが大切です。
驕ることなく、そして卑下することなく、自分の仕事を見つめていかないと・・・個人事業主だと大変なことになってしまいます。
子育てをして初めて親の気持ちが分かりましたが、個人事業主になって初めて社長の気持ちが少し分かりました。
その立場になって気付いているようでは遅いのですが・・・、
でも人間ってそんなものなのですよねw
